またインフルエンザの話題です。
A型(現時点では99%が新型)と季節性のB型がはやり始めているようです。
先ずは、新型インフルエンザワクチンはぼちぼち迷走しながら入荷しております。
ワクチンと接種後の有害事象の関連に関してですが
季節性のインフルエンザワクチンに比べて接種後の報告義務が厳しいおかげか報道のせいか有害事象が前面に出ている印象が有りますが概ね季節性ワクチンと大差ない様です。
というのは製造過程は新型も季節性も同様です。そして もとになるウイルスもウイルスとしての活動は完全に封じ込め、いわゆるウイルスをバラバラにするためウイルスが悪さをすることはあり得ない。
また添加物も従来の季節性ワクチンと同じです(ただしこの一二年の季節性ワクチンはチメロサールフリーですが新型は妊婦用を除いてチメロサールは入っています)
よってワクチンとしての「有害事象」は従来のインフルエンザワクチンと同等と考えて良い様です。
そして一回打ちで成人は80%位の抗体価の上昇が有るようです。二回打ちでも効果はさほど変わりません。
人間の体は優れもので過去の感染の記憶をしっかりとどめちょっと違った顔をしたウイルスにも反応するようです(某ワクチン研究所の専門家のお話)