本日気管支喘息とインフルエンザのダブルポストの研究会に参加してきました。
現在わかっている状況をお伝えいたします。
現時点までの報告では気管支喘息の方が「インフルエンザに罹患したため」重責発作を起こして命を落とした例は有りません。
但し気管支喘息をもった方は感染に対する元々の免疫力は弱い様です。罹患するとウイルスをやっつける機能が健康な人より少々劣るようです。
ここでまたまた但しですがコントロール良好の方は健康な方と同様に重症化率は低い様です。
日本では一時ワクチン接種による有害事象が騒がれ接種しない時期が有りました。その時の死亡数は甚だしいものでした。現在のワクチンは高度に精製され有害事象が減っています。再度接種するようになり高齢者の死亡率がかなり減ってきています。
気管支喘息の方の喘息コントロールの重要性、そして感染の予防(手洗いうがい等、ワクチン接種)は大切です。