1500万年前アフリカに出現した類人猿の一部のグループが600万年前に進化し
2足歩行の人類の祖先となった。
その中から更に約10万年前現代人の祖先であるホモ・サピエンス(新人)となった。
旧人に比べるとはるかに進歩した技術を持つ新人は5万年前に急速に世界中に拡散
各地で旧人と置き換わるかあるいは混血していく。
日本列島に新人たちが現れるのはおよそ4~3万年前のことである。
彼らの一部は当時日本列島と陸続きであったシベリアから
別のグループは東南アジアから黒潮に乗ってやってきた海洋の民である。
到着した人々は石器時代を経て15000年前からは、縄文人として土器を造り
海や山で食料を求め生活していく。
彼らの信仰は自然界の事象全てを敬い恐れる精霊信仰(アニミズム)である。
その時代を縄文時代と呼ぶ。
その後人々が定住するようになり、弥生時代が始まる。
稲作技術と製鉄技術を携えた人類が列島に現れてからのことである。
所謂今から2300年ほど前に縄文人とは全く違った人種が列島に現れる。