比較的特殊な消化管病変も見つかっています(2024年)

2024年の消化器内視鏡関連の検査をまとめておきます。

上部消化管内視鏡検査
347例。
胃がん4例(うちピロリ未感染の胃から発症したと思われる胃がん1例) すべて早期胃がんで他院で内視鏡的治療

通常胃癌は、ピロリ菌感染を背景とした胃から発症しますが、1例ピロリ菌未感染の方から発症したと思われる胃がんの症例がありました。かなりまれではありますが、ピロリ未感染でも見つかることもありますのでたまには検査するのが大切かと思われます。

大腸内視鏡検査
117例。
早期大腸癌2例、進行大腸癌1例 (内視鏡もしくは外科的に根治術)
神経内分泌腫瘍2例 (他院にて内視鏡的根治術)

大腸癌に加えて、神経内分泌腫瘍という特殊な病気も見つかっています。この病気も治療が必要なのですが、リスク等もわかっていないことが多く偶然見つかることがほとんどです。こういったこともあり、受けたことがない方、最近避けている方もたまには検査を受けることを推奨します。

 

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