グラディエーターと言う映画が有りました。
ラッセルクロウ扮する将軍がローマ5賢帝最後の哲人皇帝とも言われた
慈悲深いマルクスアウレリウスのもとで
絶大な信頼を得ていた無敵の戦士から
無敵の剣闘士となった話です。
・・あらすじ・・
西暦180年のローマ帝国。
歴戦の勇士として名声を馳せた将軍マキシマスは、
皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝になってほしいと要請される。
が、これを知った皇帝の息子コモドゥスは、父をひそかに殺して
自ら皇帝即位を宣言しマキシマスを処刑するように命じた。
処刑から逃れたマキシマスは奴隷商人につかまり剣闘士にさせられるが
その技量で一躍剣闘士としての頭角を現す。
最後はコロシアムでマキシマスと卑怯な技を駆使するコモドゥスが戦うが
両者ともに命を落とす。
(ここでのコモドゥスは弱虫で卑怯な剣闘の技なし
皇帝として描かれている。)
おわり
このコンモドゥスと言う皇帝は実は本当にコロシアムに
剣闘士として立った皇帝なのだ。
腕はかなり良かったようでコロシアム一杯に猛獣を入れ
それを見事な腕前で倒していき自らを「ローマのヘラクレス」と言ったとか。
マルクスアウレリウスの後に即位したコンモドゥスは
即位直後は政治には興味は無かったがが陽気な遊び好きの
気の弱い青年であったようだが
身内に裏切られてから自分に意見する者はことごとく処刑していく
残酷な皇帝になったようです。
ローマ帝国衰退はこの皇帝の即位から始まりました。