現在検討中のマイナ保険証を用いた発熱外来に関して

現在発熱外来に関しては、感染対策の面から通常の受診の場合の動線と異なることもあり、従来型の健康保険証を用いての受診とさせて頂いております。
しかし、2025年12月1日からは使用できなくなります。そのため、マイナ保険証を用いる事で、一応受診可能にはなるのですがいろいろ問題が。。。

マイナ保険証を用いた発熱外来の受診方法として、

①マイナンバーカードの健康保険証利用登録がされていること
②スマートフォン(タブレットもOK)にマイナポータルアプリがダウンロードされていること

が条件となります。

マイナ保険証を用いた発熱外来開始にあたり、私自身何度か試したのですが、何度かやってみて慣れると比較的簡単なのですが、試しに何人かのスタッフにやってもらったところ、ほとんどの方が受付できない状況でした。。。
マイナンバーカードを持っていない、持っているが保険証機能がついていない、またマイナポータル使用時に要求されるパスワードが分からない、といったことが原因でした。

ということで、短期間来院患者さん(89名)にアンケートを取りました。その結果です。

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Q1 マイナンバーカードはお持ちですか?
はい  【83】  いいえ  【6】

Q2 マイナ保険証機能はついていますか?
はい  【62】  いいえ  【17】  不明  【10】

Q3 マイナポータルアプリは入っていますか?
はい  【33】  いいえ  【56】

Q4 4桁の暗証番号をおぼえていますか?
はい  【58】  いいえ  【31】

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全部yesと回答があったのは23名(26%)、
マイナポータルアプリはインストールするだけなので、すぐに入れられると考えてQ3の ”いいえ” も含めると+21名で全体の50%という結果でした。ちなみにアンケートの際に年齢も書いていただきましたが、年齢による差はあまりない印象でした。

マイナンバーカード自体はお持ちの方も増えておりますが、基本的に4つともyesで初めて受付が可能なのですね。(例えば、暗証番号が違っていた場合にも受付できませんが、その際に電話でのやり取りをする時間はなさそうですので。。)
当院スタッフに試してもらった時の状況や、アンケートの結果から考えると、現状まだ導入は難しいのでは、と考えております。。

一応開始時には、スマホでQRコードを読み取ってから受付までの案内はホームページに載せる予定ですが。。。
また状況診て判断していきたいと思います。

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