朝のNHKのドラマでやっていた安曇野と言う土地が有ります。
この安曇野の安曇とは安曇族の安曇です。
この安曇族と言うのは古代は北九州にいた海洋民族です。
その民族がどういった理由かはわかりませんが日本海を伝って新潟まで到着
その後糸魚川を上って長野までやってきて住み着きました。
一説には金印が取れた志賀島の住人は安曇族では無いかとも言われています。
要するにもしかしたら奴国の住人が安曇族だったかもしれません。
何か天孫族に追われた国津神と被ってちょっとロマンを感じます。
この場所に大王山葵田と言う広大な山葵田が有ります。
この場所は八面大王というとっても強い大王が今もここの住人を守っているようです。
この八面大王が居た時代は桓武天皇の時代です。
桓武天皇は支配地域を広げ中央集権化を完璧にする為に
坂上田村麻呂を蝦夷征伐におくります。
その資金源の為に目をつけられたのがこの安曇野です。
この土地を守っていた八面大王は坂上田村麻呂に逆らうなんて考えもしなかったようですが
貧しい住人に中央は苦役を押し付けその資金を蝦夷征伐に使おうとしたようです。
あまりの苦役に住民は武器も無いのに戦います。
勝てるわけはありません。しかし八面大王は住民の為に戦います。
とても強かったようです。強過ぎて殺されてもその復活を恐れて
バラバラにされて山葵田に埋められたようです。
あまりにあまりの話です・・