大腸内視鏡検査に関して

当院での大腸内視鏡検査に関してまとめておきます。

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実施日 月火木金土(毎日) の大体12時半頃から
予約制です。

・検査前には受診が必要です。(下剤等のお渡しがあるため)
・鎮静剤も使用できます。ただし、平日のみです。また75歳以上の方は、リスクとの兼ね合いから原則鎮静剤は使用していません。
・胃カメラと同時検査も可能です。
・当日の腸管洗浄液は、病院で飲むことも、家で飲むことも可能です。病院で飲むときは朝9時に、家で飲むときは8時頃から飲みはじめてもらい、11時頃に来院いただきます。

検査に関して
・内視鏡の挿入は、基本的に水浸法で行っています。内視鏡から空気のかわりに水を注入しながら視野を確保して挿入する方法で、空気を入れるより張りが少なく比較的苦痛なく検査が受けられます。
観察時には、腸管を膨らませて観察しますが、吸収の早い二酸化炭素ガスを使用しているので、張りが少ないです。
・内視鏡挿入の際に疼痛が強い場合は、無理して全結腸の観察はせず、そのまま大腸CT検査(CT colonography)を行うこともあります。
・大腸ポリープの切除も行っております。特殊光を使っての観察や、場合によっては染色も行い、切除を要するポリープか判断し、出血のリスクが高いものでなければその場で切除します。
・大きな病変や、小さくても癌の可能性が高く、内視鏡切除の適応外と判断した場合は、総合病院に紹介させて頂くこともあります。
・鎮静剤を使用した場合は、1時間ほど休んでからの帰宅となります。

その他、気になることがあればまた受診時に気軽にご相談下さい。